施術時間
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不良姿勢は痛みや不調の元です
その背景には、座っている時間が圧倒的に増えたことが原因として考えられます。
なぜそういえるのか?・・・
それを理解するにはまず、私たち人間の骨格、構造を知る必要があります。
私たち人間は2足歩行に適するために独自の進化を遂げました。
そう、進化の過程で5~6㎏くらいある重たい頭を一番上の乗せ2本足で立ち自由に動くために、他の動物には見られない
背骨のS字湾曲(生理的湾曲ともいいます)を手にいれたのです。
しかし私たちは産まれたときからS字湾曲があるわけではありません。
胎生期には後湾(いわゆるCカーブ=1次湾曲)はすでにあるのですが、まだ首と腰の前湾は現れません。
寝返りや首のすわり、ハイハイなど成長の過程でS字湾曲が作られるのです(=2次湾曲)。
頭蓋骨・脊柱(背骨のこと)・骨盤が勝手にS字湾曲を作るのではありません。
筋肉の発達に伴い骨をあちこちから引っ張ることで立ち上がる、2足歩行に必要なS字湾曲が作られるのです。
しかし皮肉なことに、現代文明の発達とともに先祖がえりをするかのごとく、
直立するために進化したはずのS字湾曲が徐々に消失しつつあるように見受けられます。
体を支える、動かす筋肉には2種類があります。
体・骨格を支える深いところにあるローカル筋と動かすためのグローバル筋です。
一般的にはローカル筋をインナーマッスル、グローバル筋をアウターマッスルともいいます。
私たちは重力に抗い立っていられるのはこのローカル筋がしっかりと働いて骨格を支えているからなのです。
私たちは通常の場合、特別意識しなくても自然に2本足でバランスを保ちながら立っています。
それは小脳・視覚・内耳等の感覚器官によってふらつきや傾き、姿勢の制御がなされているからですが、それとは別に筋肉内・腱にも感覚受容器というものがあります。
これはセンサーみたいなもので、筋肉が急激に伸ばされるとこのセンサーが働き筋肉を縮めたりします。
脚気等の検査で膝の下を叩く脚気の検査=膝蓋腱反射がありますが(イスに腰掛けた状態で膝下をポンッと叩くと足がピュッと持ちあがるかどうかのテスト)
そのセンサーが密に分布しているのがローカル筋です。
背骨というのは一般的には全部で24個ありますが、それぞれをつなぐ小さな多裂筋があり、頭部と首をつなぐ後頭下筋群があり、それぞれがローカル筋と呼ばれ小脳からの命令で頭や背骨の傾き等を安定させる働きをしています。
直立している状態というのは体の前面と後面でバランスよくそれぞれの筋肉が引っ張り合っている状態です。
人間は直立するようには進化をしましたが、元来座るための進化はしていません。
立っている状態と座っている状態で比較すると
普通に座っている状態でも、立っている時より腰の負担が約40%増加し、背中や腰を丸めるような座り方をすると、約95%も腰への負担は増加します。
腰にかかる負担が一番大きいのは座っている状態なのです。
猫背・左右のバランスの崩れはまずは座位での不良姿勢から起こり、立位のときの立ち方による骨盤の歪みからきています。
骨盤矯正でも効果が得られない場合、筋膜のつれや引っ張りの大元であるお腹の奥のポイントにアプローチしなければ解消されないケースが多くみられます。
水戸市のMANA整骨院は座位・立位での姿勢改善のポイント・アドバイスを兼ねた施術を行っています。
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07年4月3日
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